2021年2月23日火曜日

深夜息子が笑う

夜寝ていて、息子が寝たまま笑う。
楽しそうに。
大好きな救急車に乗っている夢でもみているのか。
想像すると、とても楽し氣で微睡ながらも嬉しくなる。

1才児の見る夢はどんなものなんだろうか。
想像するとこっちまでワクワクしてくる。

2021年2月17日水曜日

息子、表情の変化が速い。
無表情から、笑顔への速度。
何も考えていない。
私への信頼しかない。
この速度変化が人生において最重要と知る。

息子が生まれるまでは、この速度を完全に忘れていた。
私も、子供の頃は自身の裡から湧き出るこの速度があった。

自発的な興味や関心の速度と変化、それらを行動に移す為の勢い。
そして他者に訴えかける言葉と行動による力。
これらは、無表情から、笑顔への変化の速度、破顔一笑においてのみ育成される。

この破顔一笑を養生する為には、親の子への氣の速度変化が必要不可欠。
親の子への氣が欠けていると、子供の破顔という感触は得られない。

親は氣の速度を毎日試される。

子供は笑いたいんだよ。子供が笑いたい速度で笑わせるんだよ。
面白いことなど言う必要はなく、ただ氣を向ければよい。
子供と同じ速度の。

2021年2月13日土曜日

発酵食品で手が

息子が発酵食品で手を使うのが嫌になり始める。
1年と8ヵ月位だったか。
手がべたべたになるのが気持ち悪いようだ。
発酵食品とは納豆。

離乳食から、普通の食事に入るあたりで、好きになったのが納豆で、ご飯より納豆をよく食べた。
もちろん手づかみなので、後の処理が大変だった。
お湯と石鹸で手と顔を洗い、服も着替えなくてはならない。
それでも、その時期は食べてくれるだけありがたいので、好きなように食べさせた。
こちらがスプーンで食べさせようとしても、食べない。
自分の手づかみでだけ食べる。
諦めて好きにさせていた。

それが最近は多少はスプーンを使うようになった。
突然手がべたつくのを嫌うようになる。

どうも、湿気の多い国での発酵食品の発達が、食器の発達と食べ方の作法に影響を与えるようだ、と氣づいた。

インドでは手づかみという。
暑いところだと、発酵食品は発達しない。
すぐに腐るんだろう。カトラリーなど無意味。
だからスパイスが発達するんだろう。
息子は納豆を手づかみするのが嫌で、匙を使うようになった。このことは明記しておきたい。

2021年2月5日金曜日

嫉妬

息子が私の後ろにいて、私たちはテレビを観ていた。
観ているのはアニメ。
三兄弟が微笑ましく助け合って生活している様が描写されている。

私が何度か観ているそのアニメを指して「この子たちはすごくいい子たちなんだよ」と誰にともなく言うと、後ろの息子が私の背中をバンバン叩いた。

ビックリした。 
テレビのアニメの子供たちを褒めただけで、私の背中をバンバン叩く。
嫉妬。
アニメに対しても嫉妬するものなのか、と。
はじめての嫉妬は親の氣を引くという処に関与していた。
嫉妬の根源は性でなく生に関係しているようだ。

1歳半を過ぎたころから、感情が発達して複雑になってきた。
それにつれて、表情も変化してきた。
赤ちゃんではなく、子供の顔になった。