2020年8月4日火曜日

テレビ

子供にテレビを見せる親を少し軽蔑していましたが、考えを改めました。

1歳児はこちらが料理をしていても、洗濯をしていても、何の作業をしていても泣いて付きまとってきます。
一人で遊んでいてくれません。
兄弟や親族など、面倒をみてくれる人がいない場合はとても困るわけです。

こういう時、テレビはとても助かります。
録画してあるお気に入りの番組を見せますと、その間はおとなしくしてくれています。
とはいえ、親はその間に楽をしてるわけではなく、何かしらの仕事をしているのです。

テレビやスマホを子供に見せている親のすべてが、楽をしたくてそうしているわけではないのです。
むしろ、近所に爺さん婆さんが住んでいて、子供を一時でも預けられる親の方が、息抜きをする間が与えられます(それでも、その両親はそれほど楽ができる訳ではないです!)。

それにしても、こういったことは育児を自分でしてはじめて知ったことです。
やってみないとわからないものです。

自分では何もやっていないのに気軽に他人を軽蔑するのは止めようと思った次第です。猛省。

ところで、野口晴哉先生は育児をしたのだろうか、という疑問が頭をもたげます。
時代的に、父親が育児をしただろうか。
息子さんとお孫さんの整体指導はなさったのでしょうが、育児をしたとは言えない氣がします。

まあ、天才はしなくてもいいかもしれませんが、凡人はすべきです。