赤ちゃんの求める3つのこと。
お腹が空いた。
おむつが濡れた。
身体の位置が悪い。
それぞれ泣き方でわかると野口先生はおっしゃっていて、そんなことが本当に自分でわかるのかな、と思っていたが、実際に赤ちゃんと毎日一緒に過ごしていると、大体わかるようになる。
また、この3つの泣き方がじょじょに、わかりやすく変化していく。時間の経過とともに。
まるで原初のことばのように、泣き方が明瞭に分化していった。
最初の裡は頑張って布おむつにしていたが、この頃はよく泣いた。布おむつは小便をすると気持ち悪いのですぐに泣く。
夜中に何度も起こされた。
途中で梅雨になり、おむつが乾かなくなったこともあり、紙おむつに変更したら、泣かなくなった。
最新の紙おむつは一度や二度小便をしても、サラサラなので、気持ち悪くならないようで、あまり泣かない。
この事実は軽いショックだった。
紙おむつによって、母親の負担は大分軽減されたと思うけど、自分が小便をしたことに気が付かない、という感覚の鈍磨は教育上正しいのだろうか、と悩んでしまう。
とはいえ、布おむつにも、欠点があり、それは足がM字のまま固定されてしまうので、股関節に余分に負担がかかるということ。
最近の紙おむつは足が伸ばせる。
布おむつの時は、おむつを外した瞬間に、うーん、と足を伸ばして必ずのびをしていた。
紙おむつは普段からわりあい自由に足を動かしている。
もし、私がどちらをとるか助言するとしたら、余り氣張らない方がいいですよ、と。
先はまだまだ長いので、氣楽に……。