2019年4月22日月曜日

6週間薄暗い中で生活する

出産から6週間は母子ともに眼の保護のため、光を制限し薄暗い中で生活する。
特に最初の2週は重要とされている。

これは想像していたよりたいへんだった。
子供が抱っこしていないと眠らないので(布団に寝かすと気付いて泣いて起きてしまう)、夫婦どちらかが常に子供を抱いていないといけない。
その間、暗いので本も読めないし、スマホも見れない。
食事もその暗い部屋で食べた。
私は音楽が好きなので、その間ずっと聴いていたが、それでもギブアップしそうだった。
病気でもないのにずっと寝ていた。3時間おきに起こされてミルクをあげる。
妻と交代すると休めるかというと、そんなことなく、我々は布オムツなので、その洗濯をして干して取り込んで畳む、料理を作り、買出しに行く。
帰ってきたら、今度はまた子供を抱っこ。
この繰り返しがエンドレスで続く。
とにかく、暗いのに眠れないのが苦痛。

アクシデントも起きる。
検診に来た助産師さんに写真をとられたが、カメラの操作に不慣れで、子供の近距離正面でフラッシュを3回ぐらい焚かれた。
ほんとうに参る。
その日は延々と、眼とお腹に愉氣をした。

2週目くらいから、眼が大きくなってきた。
まぶたが大きく開く。

3週目に入り、少し部屋を明るくした。
するとじょじょに光源に興味があるようで、明るい方ばかり見ている。明るい処に行きたい感じのようだ。
隣の部屋に電気を付けていると、その方ばかり見る。

最近は部屋を少し明るくして、光に慣れさせている。
正式には、6週くらい経ってから、足から直射日光にあてて、さらに少しづつ光に慣れさせるのだけど、実際そこまでできるのか、やるのか、今のところはわからない。
こちらの体力しだい。