2018年5月23日水曜日

フィリップ・K・ディックの言葉

『現実を操作する基本的手段は、言葉の操作である。
言葉の意味をコントロールできれば、その言葉をつかわざるをえない人間をコントロールできる。』

上記、ディックの言葉なのですが、最近ますます考え込んでしまう。

操法において、ある人間の氣の向かう方向を観て、その方へと誘導したとして、その時にかけた言葉、その言葉の意味そのものが、社会的にコントロールされているならば、支配者層に都合の良い方向にしかその人間は向かえないのではないだろうか?

氣と身体が整えば、現実のすべてが変更される、というのは現代においては思い込みだろう。

もちろん時と場合があるだろうが。
本質的なところで、言葉の意味がコントロールされているならば、氣の誘導や身体の操作だけではその人間の現実を変えるには限界がある。

そこまでを整体に求める人は稀であろうが、野口先生の生きておられた時代とは現在はまるで違っていることは、常に確認しておく必要がある。

2018年5月22日火曜日

続 2種の氣

無の氣。
細分化され消える氣。
精密に過去の資料を整理分類。

暗い空間に裏返りめくれて小さくなり消滅するような氣を感じた。

2種はあまりよく言われることはないが、この氣がつまらない方向を持つと他人の意見に右往左往する、ということになるのだろう。

しかし、自分が消えて他人の意見を様々調査検討することの利点はある。
客観性が保持されるが、たしかに、そしてその位置から何か目的をもって動こうとすると、その2種の氣は邪魔になる。

無から有への変換には、かなり大きな隔たりがある。
無形から有形へと力が変換される瞬間を感じたことがあるだろうか。自問。

自分以外の何か、波か、季節か、他人か、が大きくかかわる必要がある。
とはいえ2種の可能性とその現実化の困難さと簡単さを理解できた。


2018年5月19日土曜日

2種の氣

私の現在の状況。

胸椎5番で吐き、腰椎1番で吐いている。

腰椎1番の左から右へ、そして腰椎5番の右へと体勢が移行している。
つまり、2種から1種、そして5種に行きたい氣であると。

それがまた左股関節に繋がっていると。

2種の氣は細分化され自分が消えていく氣である。
5種の氣は形作る氣である。

理論武装で自分が消えていくから、何らかの方法で形にしないといけないとのこと。

2018年5月11日金曜日

韓国2

前回に引き続き、韓国人の友人の操法をさせて頂いた。
肝臓が独立して変な感じだったので、聞いてみるも、酒も薬も飲まないとのこと。
どうしてなんだろう?と疑問符が付いたままであった。
異常な過敏感があった。

操法後、近所のファミレスで食事をしていると、サラダバーからとってきたトマトに砂糖のスティックを3本、さーっとかけていて、これかあ!と思った。

白砂糖が身体を狂わすことは知識としては知っていたし気をつけて観ていたけど、普段身体を観ている方々は食べ物に気を使っている方ばかりなので、わからなかった。

謎が解けてすっきりしたところで朝鮮半島の話を聞いた。
韓国の韓国人で半島が近いうちに統一すると考えている人はほとんどいない。
あったとしてもこれから10年くらいかけて段階的になされる、とのこと。
経済的には、統一することは人口が増えて8000万人近くになるので、自国だけで経済が回せるようになるので、プラスである。
北朝鮮の公共事業ができるので仕事も増える。
どの程度の数の韓国人が、統一に賛成なのか?割合は?と聞くと、一人一人に聞かないと本音はわからない。

私が一番びっくりしたのが、半島の統一の主導権がどうなるかというところ。
公共事業をするとしてそれは日本がすべて金を出すんでしょ?と聞くと、彼は半笑いで、韓国に日本は戦後賠償した。しかし北朝鮮にはしてない。今、先に統一してしまうと、日本から南北朝鮮は賠償金を取れなくなるので、統一はしない。
韓国主導でも統一できない。日本から金が取れなくなるから。だから北朝鮮主導で統一は行われる。
北朝鮮が日本から賠償金を取ってから統一される。

なるほどねえ、と思った。
文大統領が北朝鮮に弱腰なのは、そういう意図もあるのか、と。
私は単に文大統領は北の工作員だと思っていた。

もう一つ財閥の話も面白かった。
海外の大学に入った韓国人は優秀でも財閥系の企業には入りにくいと。
というのは、ソウル大とかになると先輩後輩の学閥があるので、何かあったときに護ってくれると、故郷が一緒だったりすると、それはもう強いと。
その人たちでガッチリやっているから、海外の大学に行っていた人間は何かあったときに、自分(財閥の企業の社員)のことを護ってくれないので、採用したがらない。自分の出身地や出身大学の人間を採用したがると。
その人たちで護りあっているとのこと。
だから海外へ出て行った優秀な韓国人が国内へと還元されない。

へえ、と思った。
でも、韓国人はみな、本音では財閥に入りたいんだって。

なんであれ本音が聞けてよかった。
ご飯もご馳走になって、その後は府中のくらやみ祭りにまで車で送ってもらって、とても楽しい時間が過ごせました。