2020年10月22日木曜日

ことばのまえ

ことばが一才半でまったくでないお子さんがいると聞きました。
詳細な状況はよくわかないので、あくまで推測なのですが、ことばのまえにそもそもその子は声をだせないのではないでしょうか。

声というのは大声のことです。
大人の常識からすれば、なのですが。

自分の子供を観ていると、このくらいの子供は声の音量をまだ調整できない感じがします。
自分の声が大きいか小さいか、まだあまりわかっていないです。

この時期は、脳よりも喉の発達を優先するべきだと感じます。
大声をだすな、といわれている子、また、住宅事情により大声を出すことが、無意識の水準で禁忌とされている家庭のお子さんは喉が締まると思います。
その状態でことばは獲得し難いと思います。

我が家は都内ですが田舎。
人気のない団地ですので、上下左右の部屋に人が住んでいません。
ですので大声出し放題です。
深夜に泣いて叫んでも、飛んだり跳ねたりしてもまったく苦情はありません。
子供が騒いでも我々夫婦の精神状態は平常です。
移動は車、行く先はスーパーやモールのみですので、へいちゃらです。

ベランダで月を見て大声で「まるまるっ!」と叫んでいます。
声量は氣になりません。
子供を育てる環境としては、大声を出せて暴れられる環境を私はお勧めします。

こえがあってことばが生まれる。
ほんとうはそのもっと前にうたがあるわけですが。