2019年11月4日月曜日

補食

補食について。
野口整体では離乳食ではなく、補食といいます。
お乳やミルクで足りない分の栄養を補う為に固形物などを食べさせるという考えです。
生後三ヶ月ですでに捕食に入らないと栄養不足になると言われています。

ここで言われている栄養とは、一般的な数値化できる栄養とは若干違います。
赤ちゃんには注意の要求があるので、氣を込めて作る、と。
その氣が大事で、赤ちゃんはその氣を食べるとのことです。

氣とは、端的に言うと主観です。
主観での親子の繋がりです。

野口晴哉の食事観を軽視すべきでない。
食とは、単なる栄養素の咀嚼と消化吸収の問題ではない。
氣を形にする行為と、咀嚼される形から氣を感じる行為、この二つの主観を同調させる文化を、食事と名指す。

とはいえ、その理念が明確な型として成立しているかというと、残念ながらそうでもない。

『誕生前後の生活』『育児の本』は野口晴哉著であり、『子育ての記』は野口昭子著である。
公になっている出版物ではこの3冊くらいしか参考になる本はありません。
一方は、野口先生の観方であり、一方は奥様の観方であり、よく読むと矛盾や言葉足らずがあり、混乱します。

どなたでもそうでしょうが、私どもも、混乱のなかで手探りで育児をしています。

やってみればわかることなのですが、出産と育児は本来的に混乱であり、そうであるからこその創造なのでしょう。

いずれにしても、数字ではなく、氣への集注が、全てだと思います。
それがここまでのところの、出産と育児に於ける私どもの整体の結論です。