整体では、妊婦に一人での毎日の散歩が推奨されている。
何かのついでや、誰か他の人と一緒でも駄目。
夫であっても一緒に散歩しない。
自分一人のペースでお腹の子と対話しながらの散歩が求められる。
この話を聞いていて、妻もせっせと散歩していたのですが、この季節の妊婦は不利で、やっぱり寒いから外出が億劫になる。
しかも八王子は23区内とは比べものにならない位寒い。
この寒い中の毎日の散歩にどれほど意味があるのか、と思っていました。
ある時妻が、昔は大家族が普通で妊婦の周りに人がいっぱい居て、一人になる時間がないから、野口先生は散歩しろとおっしゃったんじゃないか、ということを私に言った。
なるほどそうかも、と思い、それなりに納得していた。
何日か後、散歩から帰った妻が、あれやっぱり間違っていた、と。
外を一人で歩いていると、頭が空っぽになる、家に居ると、たとえ一人でもあれこれ考えてしまうけど、外だと考えないし腰が動いて柔らかくなる、とのこと。
用件なし、で頭を空にして、お腹の子が向かいたい方に、その速度で足を進めることが、やはり重要なのでしょう。
ひとつ整体的子育ての確認が取れたのでよかった。