2018年11月21日水曜日

腰が起きる

妻のお腹に愉氣していていると、自然と腰が起きてきた。
勝手に腰が決まった。
じーっと集注していると、何処に集注しているのかわからなくなってくる。
お腹の子供に愉氣をすると、どうしても愉氣をされている氣がする。
胎児は私よりも存在が大きい。
これは確かだと思う。
世に言う「親ばか」という状態は、この感覚の大衆化された感情ではないか。

この時の私の場合は腰椎3番に焦点が合い、ギギギと菱形が回転するような感じで、撞木の型の中に入っていくようだった。
自動的に自然に撞木の型に向けて動き居住まいを正した。
妻との距離感も最適な位置に調整されていった。
そして腰椎3番を中心として腰が起きていった。
下腹に子宮を感じる。

父になるというのはこういうことを言うのか。
父母子と三角形ができていた。
現代思想の側からは悪とされるこの三角形だが、私の感じたのは抽象的な理念ではない。
当たり前だが、何万年も昔から、人類はこの三角形の位置取りをして、家族生活を送ってきたわけで、その位置で身体が馴染むのは当然だろう。

善でも悪でもなく自然であり、この自然の中に居ることが、適。
この感覚を拒否すれば、道を外れる、と直観した。

私のこのここまでの文章は、ポリティカルにコレクトだろうか?
ほんとうに、愚かなことだと思う。
私たち日本人は、大きくは洗脳されていると思う。

わからなくなったら、ご先祖様に従うべきだ。
何故なら、古人は洗脳されていないからだ。
完璧な正しい答えをすべて知っているのは、人工知能ではなく、ご先祖様だ。