2017年3月21日火曜日

978操法

一息にドンドンドンと行う型が本式なのですが、9番7番8番と分解して順番にショックする型もあり、それを稽古した。
まず見本として、師匠の技を受ける。
そして起き上がり、正座で少し話をしていたが、身体が内側からカッカしてくる。

そして、やってみせろ、ということで、私が師匠を相手に一連をショックした。
それなりに形になったと思ったが、師匠は「うふふふふ」と笑い、起き上がって「この辺でだけでやってる」と胸のあたりを指す。

言われると、たしかにその通りで、全身を使っていない。
しかし、相手の呼吸にあわせて全身で動くというのは本当に難しい。
呼吸の間隙をつく、というのが「虚の活用」ということの要諦なのだろう。

師匠に、操法中のある身体の末端の動きについて、あえてそうしているのですか?と聞いたら、えっそんなふうにしてる?とのことで少し驚いていた。
できるようになると、もう、細部の動きは意識しなくなるのか、と思った。