2017年3月24日金曜日

小便

最近は男性が座って小便をするとのこと。

男性と女性では小便に関する考え方捉え方が違うのではないかと思う。
男性の小便の排泄には腰椎5番が関わっている。
男性は小便を前方に、女性は下方に排泄する。
男性にとっては小便が前後運動であることが自然であり、的を射るという感覚と直結している。狩猟の本能、起ち、歩き、走る、という本能と直結している。

男性にとっての起立した状態での小便は、日々の本能の確認の行為。
毎朝、的を射るために、身体を微調整するための訓練であって、この訓練を怠れば、男性性が減衰していくのは当然。

生殖器がすべてではないものの、性別の違いの決定的な違いはやはり生殖器であって、その生殖器を粗末に扱ってしまえば、性差があいまいになっていくのは必然。

それが便器を汚したくないがゆえ、という消極的な理由、利便性を常に優位においた発想によって自身の生殖器、身体を大切にしないというなら、そんなことはあってはならないことであると思う。

2017年3月21日火曜日

978操法

一息にドンドンドンと行う型が本式なのですが、9番7番8番と分解して順番にショックする型もあり、それを稽古した。
まず見本として、師匠の技を受ける。
そして起き上がり、正座で少し話をしていたが、身体が内側からカッカしてくる。

そして、やってみせろ、ということで、私が師匠を相手に一連をショックした。
それなりに形になったと思ったが、師匠は「うふふふふ」と笑い、起き上がって「この辺でだけでやってる」と胸のあたりを指す。

言われると、たしかにその通りで、全身を使っていない。
しかし、相手の呼吸にあわせて全身で動くというのは本当に難しい。
呼吸の間隙をつく、というのが「虚の活用」ということの要諦なのだろう。

師匠に、操法中のある身体の末端の動きについて、あえてそうしているのですか?と聞いたら、えっそんなふうにしてる?とのことで少し驚いていた。
できるようになると、もう、細部の動きは意識しなくなるのか、と思った。

2017年3月16日木曜日

管理人さん

道場はマンションにあるのですが、そこの管理人さんが捩れの人で、駐車場の車の駐車の仕方などでわざわざ道場にまで来て文句を言ってきたりしていたので、私は好きではなかった。

ところが、ある日のこと、エレベーターに乗ったら、その管理人さんも乗ってきたことがあった。
その時なぜかすごく丁寧でハキハキした挨拶をした。
別にそうしようともそうせねばとも思わずに、なぜかそうした。
普段はぼそぼそ話す私が。

それ以来その管理人さんとの関係は良好になり、会うたびににこやかに挨拶を交わすのであるが、実にふしぎ。
嫌いだったはずが一切の感情的なわだかまりがなくなってしまった。

人間とはふとした瞬間にそうなるものなのかとも思うが、それにしてもふしぎだ。