赤ちゃんがお乳を吸っている時、後頭部を愉氣するとよいという。
野口先生の講義録によると、頚椎3番に愉氣をする、とおっしゃっている。頚椎3番の含意はよくわからない。鼻呼吸の通りをよくするためだろうか(『育児の本』P.121に「3番を冷やしたときには吸う力が弱くなる」とあります)。
先日言われている通りに後頭部に愉氣していると、氣の方向が口から後頭部へという流れだった。
考えれば当然だけど、お乳の流れる方向に氣が流れていた。
やはり野口整体は、こちらが働きかけて「やってやる」とか「治してやる」という心と身体の動きとは正反対の氣が根本にあって成立していると思う。
だとしたら、最終的に氣は面から線にそして点に、最後に無になるべきものだろう。
少なくとも野口晴哉の氣はそういうものだったのではないか、と。
あくまでも、現状の私の水準に於ける理解ですが。
毎日の育児が勉強です。
わが子から学ぶことは多くあります。