個人的なメモ。
本巻は各身体部分の操法の解説。
部分となると、師匠の師匠である岡島瑞徳先生のまとめ方は過不足なく合理的で無駄なくまとまっていた。
師匠から受け渡される岡島先生の残された講義録は、私にとって本当にありがたいものである。
この時代の野口先生の観方であり、また山口県での講習のために急遽執筆されたようで、それほどは深く入り込んだ記述ではない。
後語において、野口先生が整体の本義において熱く語っておられる。
この頃とは地球の生活環境も日本の法律も、大きく変わってしまった。
野口先生がここで語っておられることを、直接的におしすすめることは現在においては、もはや不可能だろう。
そこは素直に認めるしかない。
やれることをやるしかない。