スペイン人の男性のモノモライの愉氣をさせていただく。
正確には麦粒腫という。
たまたま読んでいた「整体操法読本巻三各論」において、モノモライの対処法が書かれている。
野口先生は「多くは一回又はニ、三回にて治癒する」と書いておられるが、師匠は「一日で治らなければ愉氣ができていない」と言っていた。
教わった愉氣の仕方は「整体操法読本」に記載されている方法とは若干違ったが、いずれにしても愉氣が主体だ。
まず、眼の第一に愉氣。
それから、ふちに沿って、穴追い。
最後に対象部位に点の愉氣。
終わった後の帰りに、そのスペイン人男性に「(治るまで)ニシュウカンカカルネ」と冗談で言われた。